飲酒とダイエット
お酒はどのくらいの頻度で飲んでいますか?
お酒は飲みすぎてしまうとダイエットや筋肉に対してさまざまな悪影響があります。
お酒はストレス発散になるかもですがダイエットになると天敵です。
今回はそんな飲酒とダイエットの関係について紹介します!
目次
食欲の増進
お酒を摂取すると利尿作用が高まります。
アルコールを分解するため肝臓が働き、排泄する機能が高まり尿として出ていきますが、その際にナトリウムなどの塩分も出てしまいます。
それに因って体は塩分を欲するようになり塩辛いものが食べたくなります。
また、肝臓が働く際は糖質がエネルギーとして使われますので血糖値が下がり糖質を必要以上に欲する恐れがあります。
脂肪分解の抑制
アルコールを摂取すると、脂肪の分解が抑制され肝臓や体へ脂肪がつきやすくなります。
アルコールが代謝されるときにできる物質(NADH)が過剰にあるとクエン酸回路の流れが抑えられ、さらに糖質の摂取が少ないことでクエン酸回路が回りにくくなります。
クエン酸回路は生体に取って最も重要な代謝経路であり正常に機能することで糖や脂肪をエルギーとして代謝します。
クエン酸回路が働くなることで脂肪が溜め込みやすくなり、代謝が落ち、疲れやすくなります。
筋肉の分解
アルコールを摂取することでコルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。
このコルチゾールには筋肉を分解する作用があります。
また、アルコール摂取時にはアルコールを肝臓が分解することで低血糖状態となり、体は糖を必要とするため糖新生が行われます。
糖新生は肝臓で行われますが、その糖新生が行うために筋肉を分解してアミノ酸を材料として糖新生を行います。
アルコール摂取時や糖質が不足している状況ですと肝臓の働きが落ち、筋肉を分解しやすくなっておりますので適度な糖質を摂るこは重要となります!